ニュース2018.08.16

WAKAZOイベント@ROUGH LABO肥後橋

2018年7月22日(日)、
U-30の若者だけで構成され、2025年大阪への国際博覧会誘致に向けて活動している団体「WAKAZO(ワカゾウ)」のイベントが、大阪肥後橋にあるイベントスペースROUGH LABOにて開催されました。

このイベントにはGUEST SPEAKERとして大阪府立大学 研究推進機構 教授・
大阪府立大学 観光産業戦略研究 所長であり、2025日本万国博覧会誘致委員会のアカデミックアンバザダーでもある橋爪紳也先生が登壇、「博覧会建築物とは?」についての講演を実施し、またWAKAZOメンバー達(代表:大阪大学大学院所属 塩田悠人)が2025年大阪万博開催をイメージしたパビリオン「WAKAZO館」についてのプレゼン大会を実施しました。

今回、最も熱いディカッションを導くプレゼンを行ったWAKAZO(建築チーム代表:藤本壮介建築設計事務所 秋山怜央)へのインタビューを実施、2018年11月23日に実施採択を迎える万博誘致活動への熱い想いに秘めた彼の今日までの足跡を追いました。

=まずは「WAKAZO」プロジェクトに参加するきっかけを教えてください=
WAKAZOからFacebookのメッセージでコンペに招待頂き、建築コンペの参加者募集をWAKAZOが発信しているのを知りました。コンペは通常企業が実施しているイメージだったので、大学に所属している若者が主体でコンペを実施するのに驚いたと同時に、若者として自分も何かを表現したいと思い、このプロジェクトに参画しました。

=そもそも建築に興味を持ったきっかけは何ですか?=
小学生の時から漠然と「建築士になりたい」という夢を持っていたのですが、
僕は小学生の時からバレーボールをやっていて、全国大会開催が東京体育館であったんですね。試合会場に入った瞬間、その独特で何とも表現しがたい空間に圧倒されてしまって、自分の想い通りのプレーが全く出来なくなってしまったんです(笑)
後に、その東京体育館の建築設計は槇文彦(まきふみひこ)さんが創ったと知り、自分も人の心に直接語りかけられるような建築を創れるような建築士になりたいと思い、建築科のある高校に進学し、建築士への道を邁進していく事を決心して今日に至ります。

=将来の夢を教えてください=
社会に貢献できる建築思想を実装できる建築家になりたいと思っています。まずは2025年の大阪万博開催を実現させたいです。1970年に当時10年以上議論され続けたメタボリズム(都市や建築を生命体のように生成、変化し新陳代謝するものとして捉える)という建築思想が、大阪万博で実現しました。そのような国家プロジェクトを機にその国の経済と文化が発展することがあるんです。日本が誇れる新たな建築思想の実現に向けて日々邁進しています。
WAKAZO館の建設実現に向けて、仲間とみんなでこれからも頑張ります。

WAKAZO:https://wakazo-online.com

 

 

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