様々な空間を香りでサポートし続けている株式会社ピーサポート(http://www.psupport.co.jp/)の真貴(マキ)社長に万博への想いについて語っていただきました。
―真貴社長にとって万博の印象は?
1970年万博が行われた時わたしは7歳でした。
正直言ってその時は実感して無かったのですが、テーマが「人類の進歩と調和」だとすると確実に果たされていると思います。
世界76カ国のパビリオンが軒を並べ各国の特色や文化を紹介していて確実に外国が大阪人にとって身近なものになり、
それまで繁華街でさえも外国人を見かけ無かったこの街で多くの外国人に触れ合い、調和と言う意味では進化したと思います。
進歩の部分では当時ダイヤル式の黒電話が当たり前の日本がプッシュ式電話からすぐ様コードレス電話になった事だけ取っても人類の進歩だと感じます。
確かロボット館なるものもあり、様々なロボットが展示され動いてた記憶もあるのですが、それは人型で使い方さえ分からないリアリティーも無い夢の世界の物でした。
しかしよくよく考えるとスピーディーにそして大量に巻き寿司を巻く機械は大きな進歩したロボットですよね!
―今、2025年の万博誘致で大阪2度目の開催を目指しておりますが今回の万博誘致に対する印象についてお聞かせください。
2025年に誘致が決まると今回のテーマは「いのち輝く未来社会のデザイン」という事ですが、いのち輝くと言っても医療の力だけでは無いと思います。
現代社会を生きる人々にとってリラクゼーションなどはそれに繋がる大切な物の1つなのですが、
万博では視覚、聴覚、触覚、味覚、嗅覚を揺さぶる物が魅力的だと感じますが、我々ピーサポートはフレグランスを様々な形で扱う者として万博誘致が決まったなら、
嗅覚の部分で何か貢献出来るのではと確信しております。
是非とも万博誘致を勝ち取り
いのち輝く未来社会のデザインを実現できるよう行政や関連団体以外にも民間で出来る事をやろうとする動きが沢山現れる事を願います。
株式会社ピーサポート 代表取締役 真貴 保文(Maki Yasufumi)
2003年1月にパーラー向け設備機器の販売施工を目的として創業し、2009年8月にフレグランス事業部を開設。米国プロリテック製フレグランスディフューザー販売取付業務と香りコンサルティング「AIRCONCEPT」事業を主軸とし、東京・広島・札幌・福岡にも営業所を持つ。香りコンサルティングのノウハウを生かし、アミューズメント施設の設備販売や商業施設の設計や建築内装事業も展開。KCEモデル&ダンスアカデミー神戸校の運営も行う。
〈香りコンサルティング「AIR CONCEPT」とは〉
香りには人間の理性ではコントロールできない感情の喚起や記憶の覚せいを促す特性があり、香りによる記憶は五感の他の感覚より記憶力が100倍といわれている(※自社調べ)。
株式会社ピーサポートでは2009年8月から世界90カ国以上で展開しているプロリテック社のフレグランスシステムを導入し、香りを使ったマーケティング&ブランディングシステム「AIRCONCEPT」を開発。香りの効能を熟知したフレグランスプランナーが総合的にコンサルティングを行って、最も空間に適した香りを選定しており、プロリテック全体で全国の商業施設やイベントで1.3万台以上の導入を行っている。
株式会社ピーサポート オフィシャルサイト http://www.psupport.co.jp/